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京菓子辞典


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50音別          

ジャンル別 歴史 主菓子 干菓子 菓子器関連 好み菓子

季節別  11  

主菓子 亥の子餅
いのこもち
黄色と薄紫色で染分けにきんとんで仕上げたもの。中には小豆の小倉餡を入れて、少し細高く作る。
裏千家十三代 圓能斎好。


  織部饅頭
おりべまんじゅう


  銀杏餅
ぎんなんもち
道明寺餅の中に銀杏を散らし入れ、楕円に作る。砂糖の調味である。餡なし。
裏千家の露地に生えている、宗旦手植えの公孫樹(いちょう)の実を応用して、裏千家十一代 玄々斎が好んだもの。
もう一つ、道明寺餅ではなく、白の求肥餅の中に元伯手植えの鴨脚樹木(いちょう)の実を散らし込んだ銀杏餅というのもある。餡は小豆の漉したもので、こちらは裏千家十四代 淡々斎好。
今日庵では宗旦忌にこの淡々斎好みの銀杏餅を出すのが恒例である。


  栗かの子
くりかのこ


  木の間の錦
このまのにしき


  通天
つうてん


  初霜
はつしも


  よわい草
よわいぐさ


干菓子 銀杏黄葉
いちょうもみじ


  通い路
かよいじ


  光琳菊
こうりんぎく


  菊水
きくすい


  聚楽
じゅらく


  しめじ


  玉菊
たまぎく



  照葉
てりは


  蔦紅葉
つたもみじ


  吹き寄せ
ふきよせ


  初霜
はつしも


  もみじ


  山路
やまぢ


参考文献:『茶菓子の話』(淡交社)、『カラー 京都の菓子』(淡交社)。すべて鈴木宗康先生著



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