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京菓子辞典


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50音別          

ジャンル別 歴史 主菓子 干菓子 菓子器関連 好み菓子

季節別  10月  

主菓子 秋の野
あきのの
黄色と薄紫色で染分けにきんとんで仕上げたもの。中には小豆の小倉餡を入れて、少し細高く作る。
裏千家十三代 圓能斎好。


  秋の山路
あきのやまぢ
栗を蒸して肉を採り、砂糖を加えて餡に作り、少量の寒梅粉を混ぜ、村雨仕立てとしたのを、平たい小判型に押し、両面を少し焼いたもの。
裏千家十三代 圓能斎好。


  秋色
あきいろ


  着せ綿
きせわた


  唐錦
からにしき
赤・青・黄の三色のこなし餡を染分けにして茶巾しぼりにし、小倉餡を包む。
裏千家十三代 圓能斎好。


  そぼろ菊
そぼろぎく


  初紅葉
はつもみじ


  豊年
ほうねん


  みのりの秋
みのりのあき


  稔り
みのり


  万寿菊
まんじゅぎく


  まさり草
まさりぐさ


  山の幸
やまのさち


干菓子 稲穂
いなほ


  小菊
こぎく


  菊の葉
きくのは


 
すずめ


  鳴子
なるこ
鳴子とは秋に刈り取った稲を野辺で干す際に、米をついばみに来る雀を追い払うためのもの。


  村雀
むらすずめ


  山路の菊
やまぢのきく



  落葉
らくよう


参考文献:『茶菓子の話』(淡交社)、『カラー 京都の菓子』(淡交社)。すべて鈴木宗康先生著



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